ゆるバイクゆるライフ

アラフォー女がバイクを愛でるブログです。バイクに関係あったりなかったり、書きたいことを気まぐれに記しています。愛車は07'CBR600RR(PC40)と21'S1000RR(K67)です。

いいか、これが噂のチェンシコだ!

Canaseです。

 

こんなに何も嬉しくないGWは生まれて初めてです。

 

多くの人が私と同じ想いを胸に家でじっとしているものと思います。

 

 

暖かいし天気もそんなに悪くなさそうだし、お出かけにはもってこいですよね?

 

なのに出られないこの虚しさ。

 

 

そりゃ私も猫とゴロゴロする他にやることないですよ。

 


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ゴロゴロしてるのは主に猫ですけどね。

 


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猫を飼っている人ならきっと一度はみんな思った事があるでしょう。

 

 

猫になりたい(ΦωΦ)と、、、

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

前回の流れから、チェーンを変えずになんとかしばらく乗るための策を講じることにいたしました。

 

 

 

そうです。

 

 

 

チェンシコです!!

 

 

 

バイクに乗っては手放し乗っては手放しを続けてきた私ですが、生まれてこの方チェーンメンテナンスに気合を入れたことはありません。

 

 

汚れたら軽く拭いて油差すくらい。

 

それがここに来て初めてのチェンシコ。

 

私は今まで屋根のない場所でバイクを保管した事がなかったので、雨ざらしにするとこんなにもチェーンが簡単に錆び付くなんて知りませんでした(´Д⊂ヽ

 

錆が浮き軽く固着し始めたチェーンのメンテナンスを行い、少しでもSC57を長生きさせようという姑息(合理的)な作戦なのでございます。

 

 

そもそもチェンシコって何って話ですよね。

 

きっとこのブログ見ていただいているような素敵な方々は「言わなくてもわかってるぜ」的な事かと思いますが念の為。

 

 

 

年は重ねておりますが、わたくし性別は一応女。

あまり声を大にして言うのも憚られるのでサラッと説明すると

 

 

チェンシコとは

「チェーンをシコシコしてローラーやリンクの動きをスムーズにしてあげるためのメンテナンス」

の総称です。

 

 

実は整備士あるあるなのですが、車やバイクの話は基本的に下ネタに例えられ面白おかしく構造を学ぶものなんですよ。

 

私なんかはチェーンゴシゴシでも良いと思うんですけどね、この言葉を作った人はチェーンシコシコが良かったんでしょうね('・ω・') 

 

 

 

え。

 

 

もしかしてチェーンシコシコの略じゃないよとかそんな説あります??

 

 

あったら恥ずかしいからそっと教えてください、このチェンシコのくだりを全て消すのでw

 

 

 

さて。

 

 

作業に取り掛かります。

 

 

まずは清掃前の状態。


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錆も薄っすら浮いてきておりオイルとダストまみれでギトギトです。

 

スプロケも汚いです、、、

 

 

とりあえずはスプロケからきれいにしていかないと永遠にチェーンが綺麗にならないのでリヤホイール外します。

 


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ちなみにホイールもかなり汚れているのですが、バイク屋に預けてしばらく動かさなかったチェーンを久々に動かしたおかげで錆が削られ、それによりスプロケも削れ、ホイールにかなり錆・鉄粉が付着していました、、、

 

 

スプロケに関しては汚いだけじゃなく摩耗してトゲトゲしてきちゃってますね。

 

そろそろスプロケ替えても良さそうだな、、、(-_-;)

 

前回の記事にも書いた通りこの欠けっぷりです。

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見事に欠けてますね、、、やはりアルミは耐久性が低い。

 

本来であればスプロケ、チェーン、ついでにハブダンパー辺りまとめて交換したいところですが、先に話した通りこれは延命ですので外してきれいにします。

 


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拭き上げてタイヤを戻してアクスルのナットはタイヤが前後に動かない程度に仮止めします。

 

続いてチェーンです。


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汚いです!!

 

 

実際どうやってチェーンをキレイにするかなんですけど、How to チェンシコは人それぞれあると思います。

 

 

私の場合はブラシやチェーンクリーナーは一切使わないで作業することにします。

  

理由としてはクリーナーはリングを傷めるし、ブラシはゴシゴシすると飛び散るのでなかなか綺麗にならないから。

 

 

物凄い面倒くさいのですが、リンク一つ一つをウエスで拭いていく作業が一番負荷がかからず綺麗にする事ができるんですよね。

 

 

今回は初のチェンシコなので、我こそはチェンシコラーという方で良き方法を知ってる方は是非教えてください。

 

 

 

では作業にうつります。

 

まずは低粘度のチェーンオイルを用意。

 

 

 

私はいつも洗車後とかはこれを使ってるのであえて用意したわけではないですがこれを潤滑+清掃用として使います。

 

ここから拭くぞ!とターゲットを定めたら、そのリンクにオイルを塗布します。(私はだいたいカシメ部スタートです。)

 

 

次にオイルを塗布したリンクのローラー部にこのように小さなウエスを引っ掛けます。
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あとはこうやって両手で掴み右左交互に引いて拭きます。

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この際にちょっと角度をつけたりしながらなるべく内側と外側のプレートの隙間なんかも拭きます。

 

リンク1つ拭き上げると、真っ白なウエスがここまで汚れます。

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これをひたすら繰り返します。

 

 

次にカシメ部が見えるまで、、、

 

 

そうするとほら。


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つ や ぁ

 

 

 

美しく輝いたらいつも通りにオイルを塗布して余計なオイルをオフしたら完成です。

 

 

ちなみに仕上げに使っているチェーンオイルはこちら。

 

 

清掃・潤滑用に使用したオイルは雨走行後や洗車後に錆びないように使っているオイルでしたが、通常はスーパーゾイルでメンテナンスしております。 

 


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並べるとわかりやすいですね!

 

効果のほどは試しに走らないとわからないのですが達成感とこの輝きだけでもう大満足ですw

 

掃除して給油し、ローラー、リンクの動きがスムーズになった事で、今までばらつきが大きかった張り具合も少し均されたのでチェーンを少し張り直しました。

 

これで少しは改善されるといいんだけどなぁ、、、

 

 

 

 

と言う事で初めてのチェンシコ体験記でした!

 

 

 

 

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