Canaseです。
春は装いを新たにしたくなると言いますか、、、
いい加減着飽きた洋服達を一掃してしまいたい。
が、できない。
着心地とかシルエットとか気に入ったりすると中々捨てられなくて、それに変わる物を探して買ってみるもののしっくりこなくてタンスの肥やしになっている、みたいな奴が大量にいます。
以前から捨てられない病をこのブログで露呈していますが、この季節の変わり目でここ2年着なかった冬用コートを捨ててやりました。
私は季節に関わらず同じタンスにセーターからタンクトップまで、同じクローゼットに冬用コートから夏の冷房避け用のカーディガンまでしまっています。
こうやって季節の変わり目で数年着ていないものを廃棄するためにも衣替え作業って必要なのかもしれないですね。
さて。
今回は春の新たなる装いという事で新調したヘルメットをご紹介します!
せっかくなので以前から使用しているX-lite 802RRと比較していこうと思います。
まずX-lite 802RRですがCBRに乗り始めて2~3か月程経った2018年6月にSHOEIのZ-7から買い換えたヘルメットで、そろそろ3年の月日が経ちます。
1年以上前から「かっこいいなぁ」と思っていたけど誰もかぶってないのでインプレもあんまりないし、お値段がそこそこするので購入を躊躇していたヘルメット、それが今回購入したShrek Race-R Pro GP FIM #1です!!
Race-R Proはたまに店頭で見かける事もでき、サイズ感が知りたくてザルコモデルを試着した事もあったのですが今回なんとRace-R ProのGPで、しかも気になっていたFIM#1をNAPSの店頭で見つけてしまいました。
お値段税込み132,000円、、、ひぇぇぇぇ(; ゚Д゚)
材質や重量、かぶり心地等実物を見て触って感じる事ができ、やはり写真で見るだけでは踏み込めなかった部分が大きかったのかすごい欲しくなっちゃったもんだから大変。
しかしいつも使っている欧州のバイク用品サイト数か所で確認するも、どこもSとMは売り切れだし、在庫があっても金額的にも送料、関税込々だと10万は優に超えてきます。
入荷を待って10~11万くらい、日本で買うより若干節約できるかなぁ、、、なんて考えていたところですね。
たまたまなんですけどね。
スプリングセールなんてのをやってるサイトを見つけましてね。
元々そのサイトでは930USDくらいで売ってたみたいなんですけどセール価格が735USDだったんですよ。
欧州からの送料とか関税とか色々入っても9万円ちょっとなんですよねー。
ぽちっ。
1週間しないうちに届きましたのがこちら。
この体操着とかジャージ入れる部活バックみたいなバックの中に、更にヘルメット袋に包まれ送られてきたNew Helmet君。
ちょーかっけぇぇぇぇぇ、、、(溜息)
おまけで公道走行不可のスモークシールドが入っていました。
サーキット行かないのでいらないんですけどね。
早速取説見ながら機能チェックをと思ったのですが取説が見当たらず、、、
なんかの説明が書いていそうなタグがこれしかありません。
これはどうやらシールドのアジャスト機能に関する説明と調節方法だけが載っているようです、、、
他にタグについていた紙をよく確認すると↑とは別にQRコードが入っていました。
最近はヘルメットに限らずですがマニュアルがオンラインで確認できることが増え、紙の取説を取っておく必要が無くなってきていますよね。
外出先でも確認できる場合は重宝するなぁと思う反面、家で見ている時は紙でめくりながらの方が見易いと感じる事も結構あるので一長一短です。
話は逸れましたが新しいものを使うときに先ずは取説を見たい系BBAなのでコードを読み取り早速サイトへ。
Holy shit...
まさかのフランス語責め。
日本語のマニュアルはないと思ってたけどせめて英語表記にしてくれ!!!
一生懸命単語を追うと、ところどころ英語と同じスペルの単語もあり、とりあえずこのページはクッキーの同意を求めていると推測、同意ボタンを押しました。
その先もフランス語だったのですが何とか英語で読める頁を見つけホッとしたのもつかの間、英語版のマニュアルを何度クリックしても開かない、、、
諦めて簡単な機能とかを日本の公式サイトで確認する事にしました。
結果、日本語のマニュアルがダウンロードできましたw
母国語万歳!!!
さてさて。
やっぱり買い換えたらやりたいですよね、比較。
てことで先ずは外観から比較していきます。
正面。
意外と高さの差はなく。下半分は若干X-liteの方が細めな気もしますが誤差の範囲な気がします。
こちら横から。
SHARKの方が前面が若干寝ていますが後頭部迄のフォルムは同じような形です。
大きな違いはやはりPro GP独特のこの大きなリアスポイラーですよね。
後はシールド(開口部)はSHARKの方が横長(耳の方まで)でX-liteは縦長なような、、、
視界の広さなどに影響しそう。
背面
、、、
比べるって言うかスポイラーがでかいか小さいかですかねw
下からも見ちゃいましょう。
この写真を撮って最初に思った事は「SHARKが便器にしか見えない」だった事を一応ご報告しておきます。
見ての通りSHARKの入り口がかなり狭いです。
内装(ネックプロテクション)、特に横側がかなり幅広。
これが原因でRace-R Proはかなり着脱が大変です。
ところで内装の赤、、、めちゃよくないですか?(個人的趣向)
昔から黒赤のコントラストが好きなんですよね~。
顎ベルトのDカンも赤なんですけど、これチタンなんですって奥様。
総じてかっこよい。
あと余談ですがSHARKはレースモデルの割にはちゃんとスピーカーホールが付いていました。
最近インカムを使用するようになったのでとても便利です。
じゃあまぁ外観はこんなところで実際にかぶった時のインプレも書いておきますね。
まだ数回しか使っていないので、他に気づいたことがあれば後日追記するとして、、、
【ネガ】
・X-liteと比べると重さを感じる(200g増)
私の使用していた802RRは海外モデルなので国内モデルより軽量です。
国内モデルは1400gちょっととか、、、だったかなー。曖昧ですが。
Race-R Pro GPは1350g+100g(スポイラー)でRace-R Proは1250gなのでスポイラーがなくてもFIM公認だと100g増のようですね。
・高速域だと後方目視確認などで横を向いた時にリアの巨大スポイラーのせいで首持って行かれる。
これは横風に弱い可能性がありますねぇ、、、
・風切り音が大きい。
これは遮音性も関係してるんだと思うのですが周りの音を全然拾わないので大きく聞こえるのと、やはり大きなリアスポイラーの影響もあるのかと。
一度機会があればスポイラーを外して検証してみたいです。
ちなみにシールドを上げたまま走るとピー!って笛みたいな音が鳴りますw
・入口が狭くて着脱に気を使う。
外観の比較の際にも書きましたがとにかくかぶろうとした時にしっかりタンで広げてあげてから被らないとキツいです。
脱ぐ時も同様に広げながら脱がないとピアスが引っかかって外れてしまうんですよねー、、、
お気に入りのピアスが外れてしまわないか心配です。
ただ被ってしまえば中がキツいという印象はありません。
・シールドの開閉がむずい
慣れでしょと言われればそれまでなのですが、かぶった状態でシールド開けようとすると出っ張りをめちゃ探してしまいます。
そして軽めのロックがかかっているのでシールドを浮かすようにしながら開ける必要があります。
早く慣れるために努力します、、、
【ポジ】
・高速域での空力がめちゃいい。
X-liteもリアのスポイラーを立ててあげるとかなり高速走行時の首のブレがおさまり、購入した時は感動すらしたのですが、SHARKのこのド派手なスポイラーはそれを凌駕します。
あれ、私今カウルに守られてる?と感じるほどの安定感。
本当に凄い!
・首から後頭部にかけてが未だかつてないホールド感。
この幅広でしっかりした入口部のネックプロテクションは首の隙間がほぼなくなるため凄いホールド感です。
これのおかげでかぶってしまえばあまり重さを感じなくて済んでるのかなと。
ただネット上ではこのしっかりフィットのおかげで夏が暑いとの声もw
これは暑くなってみない事にはなんとも言えませんが。
・デザイン性が高い(個人的趣向)
とにかくカッコいいんですよ。それに尽きますw
あ、あとSHARKのサイズ感ですが、基本的に日本のサイズ感で問題ないと思います。
特に細身でキツいみたいな印象はありません。
ただ日本ではSサイズの試着用ヘルメットが無く、Mを試着した時でさえあまりの入り口の狭さに驚愕してしまったのでSサイズを買う勇気が、、、w
802RRでも長時間かぶってるとどうしてもハチ周りがズキズキすることがあったのもあり、いつもならSサイズを買うのですがシェルサイズを確認したところ、XS-S-MとL-XLの2サイズしかない事が判明したので今回Mをチョイスしました。
首のホールドがかなり高いので今のところMでも全く問題ありませんが内装がヘタってきて緩さを感じたらSの内装で調整しようかなと思っています。
視界ですがX-liteの方が若干上下視界が広いですが、上下より安全性で必要なのはどちらかというと左右かなと思うので、これはネガでもポジでもないかなーと思います。
そんなところですかね。
納ヘルから2週間程度で感じた事をダラダラと書いてみました。
おまけ
802RRを使用している時からずっと気になっていたシールドのプロテクションフィルムを新品になったついでに施工してもらいました!
結構前に「このフィルム凄いんです、年に1回シールド変えるくらいならこれやっておけばお得ですよ!」ってこのパットサービスの社長さんからお勧めされていた物なのですが、やはり新品に施工するのが一番という事だったのでおろす前にシールドだけ持ち込んで作業してもらいました。
写真撮り忘れてしまいましたが、
— ㈱パットサービス (@pat81983) 2021年4月18日
シャークのヘルメットシールドにプロテクションフィルムを施工させていただきました。
●傷自己修復
●飛び石傷防止
●紫外線カット
誠にありがとうございます☆#シールドプロテクションフィルム pic.twitter.com/SI6RuW2ITY
値段もお手頃ですし、郵送でも対応してくれますのでヘルメット買い替えたり、シールドを買い替えた際にはおすすめです('ω')ノ
ではでは!!