こんにちわ、Canaseです。
どうでもいい事なんですが、、、
このブログを始めてちょうど1年が経ちました。
ぱちぱち。
3日坊主の私ですがほぼバイクの記事だけで1年もブログを続けていることが奇跡に近いですw
スターを下さったり、ランキングボタンを押してくださったり、コメントをいただいたり。
文章を書くのが得意なわけでもなく、特段面白い記事を書いているわけでもない私のブログを読んでくれる人がいるんだなぁと思うとやっぱり嬉しいからモチベーションになっています。
皆さんいつもありがとうございます!!!
さてさて。
今回も借り物バイクのインプレになります。
借りてきたバイクはなんと。
最新S1000RRです。
どどーん。
見た目は前の型の方が好きなんですけどね、アシンメトリーな顔とかシャープな感じが。
でもなかなかなこんな機会でもないと乗ることもないバイクなので借りてみましたが、、、
これが本当にね。
なんていうか。
次世代のバイクに乗ったなって感じ。
あ、SC57と比べているわけではないんですよw
12年も前のバイクからしたら次世代どころか2世代も3世代も新しいバイクですからね(*_*;
有り難いことに、結構周りの友人が乗っているバイクに試乗させてもらう機会があったりします。
特にCBRはSC59もSC77も乗った事があるので、最近のバイクを知らないだけとかそうゆうわけでもないと思うんです。
それでも乗った瞬間に感じた世代の超越感。
順を追って私の異次元体験を書き留めておこうと思います。
長くなるのでS1000RRに興味がない場合は文章を読み進める事に苦痛を伴う恐れがありますのでご注意ください(;´Д`)
まずは私がバイクに乗る際に一番気にしている足つきと車両重量。
男性はあまり気にならない方も多いと思うのですが、私はちょっとでもグラッとしたら踏みとどまれず立ちゴケしてしまう事を恐れており、足つきと車両重量のバランスをとても気にしています。
足つきがとてつもなく悪いという評判を聞いていたのでかなり恐る恐る跨ったのですが、事前に脅され過ぎてたおかげか「この程度なら、、、」といった印象でした。
何より車重が200kgとSC57より断然軽い。
身長164㎝の私が、「踵は浮くけどキツキツバレリーナ状態にならなくても大丈夫」といった程度。
購入を十分検討できるレベルでした。
IG/ONにするとメーターに表示されるRRの文字。
メーターがもはやタブレットみたいに大きくて見やすい。
針のメーターの方がいい!とか思ってたけど単純に最新式はかっこいいです、はいwww
ちなみに様々なセッティングがメーター内でできるのでiPhoneを初めて触った時の感覚に似てました。
色々動かしてみて、どんな機能があって、どんなセッティングができるかなんかを触りながら「すげぇ~!」って言ってく感じです。
さぁ。
エンジンをかけていざツーリングへ。
エンジン音は軽快。
ヒュンヒュン回るエンジンと低速街中走行時にかかるエンブレの排気音が心地よい太さで心が躍りました。
この時点で気になったのはアクセルのふにゃっと感というか、いわゆる電スロの「ラグ」とまでは言わないまでも、どうしても発生するダイレクト感のない絶妙な感触。
車の電スロも全然慣れる事はないし、これは仕方のない事と割り切るしかないように思います。許せるか許せないかは個人差があるかと。
私は昔から電スロと回生ブレーキが嫌いなのでどうしても気になっちゃいましたね。
このバイクに乗って一番驚いたのはアクセルを開け始めてからの軽さ。
アクセルを開けてただ普通に街中を走ってるだけなのにバイクの重量を一切感じず、本当に空を飛んでるような。
そしてただの交差点での右左折でも「このバイクビックリするくらい曲がる」という感触。
これに関しては峠走行時にまとめて書きますね。
さてお次は高速走行です。
高速走行時ですら感じるヒラヒラ感。
そして何よりこのパワーですよ。
カタログ値の最高出力207馬力。
1万回転あたりだと思いますが、BMWシフトカムと呼ばれる可変バルタイ機構が作動したのか排気音が少し高くなったような。
ドン付きがあるわけでもなくすごく滑らかなので、どこまでも伸びて行くような感覚で、恐ろしささえ感じました。
操作スイッチとして気になったのがウィンカースティックが少し下すぎるなーという印象。
左のグリップの付け根にはメーターに表示される設定画面を操作するためのダイアルのようにくるくる回るスイッチがついており、それが邪魔でスイッチボックスのスイッチが押しにくくなってるのもあるのかと思います。
まぁ、、、頻繁にウィンカー出すことがなければ特に問題はないですかねw
あ、あとクルーズコントロール!
機能としてすごい!!
あんまり使う機会はないけど右手放したいときとかにめちゃいいかもですね〜。
そしてついに峠走行時に関してですが、、、
衝撃が凄すぎました。
低、中、高全てのコーナーでバカみたいに曲がります。
軽さも曲がり方も600ccクラスのSSを超えていました。
そしてどんな状況でもアクセルを開けさえすれば求めてる以上に溢れ出るパワーフィール。
そのため普段SSに乗る感覚で曲がろうとすると曲がりすぎるし、立ち上がりで身体が置いてかれました。
NIKENに乗ったときもそうでしたが「何これバイク?バイクってこんな動きするっけ?」という全く新しいジャンルの乗り物に乗ってるような感覚さえしました。
オートシフターはなんかグニャっとした感覚がありますが普通に使えるなーといった感じ。特にDOWN時のエンジンの滑らかさはいいですね!
ABSとかトラコンは効かなかったのでよくわからん!!
このバイクは本当に凄い!!!
何度も言うけど凄いです!!!
ただし凄いからこその欠点もありました。
本当にバイクを信用してあげる必要があるという部分です。
何言ってんのとか思う人もいるかもしれませんが乗ってみたらわかると思います。
路面からバイクを通して伝わってくる インフォメーションがほぼ皆無なんです。
先程もお伝えしたとおり、空を飛んでいるかのような感覚に陥るほどです。
そうなってくると、路面から伝わってきてちょっと怖いから抑えとこうとか、ここはグイグイいけるわ!みたいな感覚を自分で判断して運転ができないということなんですよ。
もちろん最新の電子制御装置バンバン付いてますので、ちょっとやそっとの事で滑って転んでまぁ大変とかそうゆうのはないんですけど、今まで自分が経験上得てきた安心という感覚のラインをぶっちぎる必要があると思います。
もちろん慣れたら最強なんだと思いますがw
結論としては、アナログなバイク乗りからするとめちゃくちゃ速くてめちゃくちゃいいバイクだからこそ怖いバイクって感じです。
バイクに乗せられてる感覚が嫌いじゃなくて修理代がめちゃくちゃ高くてもいい人なら100%おすすめします!
私は修理代、ってゆうか部品代の高さ、メンテナンスの気軽さがないので絶対買いませんけどめちゃくちゃいいバイクである事は間違いないです。
以前も言いましたが月収1000万くらいあれば絶対に買いますねw
そんな感じで2回連続試乗レポート&ブログ1周年ありがとう報告でした。
バイクないし、しばらくバイクネタはおあずけかな〜、、、(゜-゜)