台風の爪痕によりしばらくツーリングに行く事もなさそうな雰囲気が漂っている今日この頃。
なんか記事にできるようなバイクネタはないかなーとか考えていました。
と言っても基本このブログでツーレポしたことないのでツーリング行ったところでネタ出来るわけでもないのですが、、、
せいぜいオイルとシートの滑り止めのインプレくらいですねw
そういえば最近は泊まりツーに行く事が少なくなったのであまり活用していませんが、実は私のCBR、めちゃめちゃタンデム仕様なんですよ。
あ、私が誰かを乗せるわけじゃないですよ。
リヤシートに乗るのは私です。
つまりリヤシートにおいても自分が座るときに快適性を保てるように日々改善措置を講じてるわけです。
昨年は1,2カ月に1度くらいタンデムツーリングに出かけていました。もちろん私はリヤシートで人に運転させてますwところが最近は自分で乗りたい願望の方が強くタンデムの機会も減って、そういえばこのバイクタンデム仕様だったわとオーナの私がすっかり忘れていた事に気づきました。
せっかくタンデマーとしても色々経験しているわけですし、タンデム装備の紹介もさせていただきます。
まずリヤシートですが座りっぱなしは痛いので1cmくらいの厚みのスポンジを貼っています。
運転者と違い、後ろはお尻を動かすことも少ないので痛めやすいと思うんです。
あと、これは私だけかもしれないですが私、人を後ろに乗せるのがめちゃくちゃ苦手なんですよ、特に街乗り。自分が下手糞で運転に自信を持っていないので後ろの人のちょっとした挙動や重心の変化とかめちゃくちゃ気になっちゃったり、あと停車中に立ちゴケしそうなのが一番怖い。
自分がやられたら嫌なことを人にはできないじゃないですか。だからいつも運転者に悪いなーと躊躇したりするので結局尻ポジを変えられないで降りた時に痛みと戦うんですw
その対策がこのスポンジ。
クッション性を強めて痛みを若干ですが軽減してくれます。
あと、これはフロントシートに座って運転している時でも起こる現象ですが、強めのブレーキングや下りのブレーキングなどで滑って前に行っちゃうのも防止してくれます。
滑り止めとしてだけでもかなり重宝してますねー。
次にあるあるなグラブバー。
こちらはお馴染みレンテックです。
が!!!
型が古いせいだと思うのですが、ヤフー、楽天、何を見ても取り寄せにかなり時間がかかり16,000円くらいします。
時間かかるし高いなーとか思ってたのですが、イギリスのサイトで£70くらいで発見。
え、安くない?
まぁでもねー。
送料がねー。
それ考えたらねー。
って問い合わせたら送料込みで£90くらい。
13,000円弱です。
即ポチリ。
今こうやって私が飛ばされないようこの場所に鎮座ましましていらっしゃる。
おかげで後ろ向きの動画は全然取れないわけだけども。
ただこのバーがあるのとないのでは乗り物としての快適さが全く違います。
しかし、だ。
このグラブバーにも欠点があります。
なぜならこのバイクはスーパースポーツ。
高速走行では前傾姿勢の運転者のおかげで前からくる風がもう、、、とんでもない。
運転者に隠れて風を凌ぐにはこのグラブバーだとかなり無理な姿勢になってしまうので、結局バーから手を離してタンデムシートのベルトを必死に掴む事になります。
峠道の走行では加速と減速により前に後ろにと忙しないのでかなり安定しません。
特にブレーキング時は前の運転者に体重をかけないようにかなり踏ん張る必要が出てくるのです。
そうなると1番楽な姿勢は運転者同様前傾姿勢で片方の手をタンクに当てブレーキングGに耐え、もう片方の手でタンデムシートのベルトを掴み加速Gに耐えるのが私にとってはベストです。
問題はないのですがタンクは滑るしベルトに挟まってる指が痛いのでたまに手を入れ替える必要があります。
なんとかスクーターやネイキッド、ツアラーのようにもうちょっと手を抜いてタンデムシートに座れないだろうか。
そんなときに見つけた画期的なアイテムがこちら。
スイス製のVinxxgripというタンデム用のハンドル(グリップ)です。
動画が1番わかりやすいかと。
インプレしてくれてるサイトもあります。
weridemotorsports.wordpress.com
このハンドル、専用ステーをタンクキャップに共締めする形で取り付けるのですが、メーカー毎にタンクキャップの規格がほぼ統一されているので、HONDA用のステーを買っておけばHONDA車に乗り続ける限りは買い替え不要。
ハンドルは全て共通部品なので、違うメーカーのバイクに取り付ける場合でもステーだけ買い換えれば使い回し可能!
ハンドルの取付、取外しもかなりクイックでタンデムしない時はハンドルだけ取り外せば普通に運転できるし給油になんの支障もない。
まるで普通に運転しているような姿勢でとてもいい。
感触もリジットでなんの不安もなく、片手だけでもブレーキングG、加速Gを全く苦と思うことがない。
本当に素晴らしい!!
ハンドルが少し細めなので自転車のハンドル用のスポンジを購入。
はめてみたらかなり握りやすく痛みもなくなりました。
もちろんこれにも欠点はあります。
・運転者の身長、腕の長さによっては肘がタンデムハンドルに若干干渉する場合がある
・前傾姿勢キープなので前方確認が難しい(前の景色あんまり見えない)
・タンデム側の腕の長さもちょっと関係してくる
・ステーの取付ボルトがトルクス2種類なのでよっぽどの工具持ちじゃないと買い増し要す
しかし上記欠点を帳消しにしてくれるレベルでいいですね!
しかもタンデム以外の副産物としては飲み物置いたり、小作業でちょっと外したボルトとか失くさないように置いておいたりと使えたりしますw
問題は金額ですねー。
私はかなり安い金額で手に入れられたのですが、試しに買ってみるにはちょっと高すぎるかと。
しかし安く手に入るのであればSSタンデマーで同じような悩みを抱えている方がいるならぜひ試してほしい一品です!!
ということで意外とタンデムネタで長文になっちゃいました。
次はどんな内容でお会いできるでしょうか。
あまりに何もなければ今までサラッと流してきた用品、部品のインプレを一つずつしていってもいいかもしれませんねw
ではまた!