Canaseです。
季節が移り変わる日々、、、春ですね。
どんどん伸びる日照時間、咲きほこる花々、元気に成長するパッションフルーツ、、、
そして。
花粉アタック。
何故か昨年の秋から冬、そしてこの春ずっと花粉症の症状に悩まされています。
こんなにしんどいのは初めてでしたがニュース等でも取り上げられなくなったのでそろそろ終わりに近づいてきているかなーと意気揚々としておりますが、、、
全然変わりません。
秋から冬、そして春のピークを過ぎたであろう今。
慢性鼻炎という事でしょうか。
さてさて。
今回は久々にアフターパーツのお話。
最近SNS等でもちょこちょこ話題になっておりますオーバーサスペンションです!
今回タイトルを「その1」にしている理由ですが、別に長々とインプレ書くつもりはありませんw
インプレだけが気になる場合は以下飛ばしてその2に行きましょう。
その2をいつUPするかはわかりませんが、、、
その1は入手してから装着に至るまでの長き苦悩の道のりをご紹介します。
まずこのパーツが何か、簡単に触れておきますが世間ではマスダンパーと呼ばれている部類のパーツになると思います。
アルミ製の筒(写真の本体)に錘とスプリングが入っており、振動を受けた際に錘が上下する構造になっています。
このパーツを写真のブラケット①(車種毎の専用設計)をチェーンテンショナーと換装しブラケット②で本体をホールドしスイングアーム後端(ブラケット①)に取り付ける事でサスペンションの伸縮(スイングアームアームの上下動作)と逆相位で錘が上下に動き振動を打ち消してくれますってパーツです。
※片持ちの場合はブラケット①の形状が全然違うのですが今回は一般的な両持ちのお話です。
これだけ聞くと乗り心地良くするためのパーツ?ってなるんですけど実はそれだけじゃない!らしい!!!
詳細は2に書くようにします。
そんなパーツがイタリアのSupreme Technology社から発売されていたのですが、この度日本上陸って事で最近こういったアフターパーツカスタムマニアたちの中で徐々に広まっているようです。
遡る事5ヶ月前。
当時は日本での取り扱い適合車種がかなり限られており、私のSC57と友人のZX-10Rに適合するものがなかったので海外のサイトを漁ってようやく見つけることができました。(後々調べました所、SC59とSC57はシャフト径等変更がないので当時でも日本で取り扱っていたことが判明しました、後で知っても無意味だったんですけどw)
この製品、日本で買うと47,300円とそこそこのお値段なのですがそのサイトではセールで$330で売られており、日本で買うより1万円以上安かったんです。
適合する物がたまたまセールでかなり安くなっており、2つ一緒に買うので送料込みでも断然アメリカの方が安く、ラッキーだなぁ♪なんてウキウキ気分でポチり。
2週間と経たないうちに届いたのがこちら。
ZX-10R用と、、、
CBR1000、、、?
手書き、、、?
しかも04-20って書いてあるんだけどそんなにずっとアクスル径もテンショナーも変わってないなんてことある?
開けてみると
おぉぉぉぉぉ!!!
おぉぉぉ?
ん?
なんかCBRのやつ怪しい。
そもそも手書きだし嫌な予感しかない。
ほら、なんかデカいし、、、
10Rに比べると、、、
デカくて分厚いんですけど?
持った瞬間に思いました。
「CBRのチェーンテンショナーより圧倒的に大きい、、、」
という事で現車確認すると
お世辞にも惜しいと言えないレベル。
実寸です。
純正
届いた物
高さ違うし、アクスルの穴の大きさも違います。
友人に渡したところZX-10Rは無事にインストールできたとの事で一安心ですが、、、
私の1000RR には付かない!!!
大クレーム案件勃発したので以下クレーマーCanaseの所業をご覧ください。
私:CBRのブラケットサイズが全く違うんだけど
→米:いや、あんたのCBRが適合じゃないんじゃね?
→私:いや、あんたんとこのサイトに適合って書いてあるやん
→米:知らんがな。間違いなくCBR用だからそれ
→私:私の友達が日本のサプライヤーからCBR用買ってるけど私のCBRのテンショナーと同じサイズだったんだわ!つまり明らかに送ってきたやつが違うんだわ!!!
→米:、、、ちょ、ちょっとメーカーに確認するわ
数日後
米:あんた言ってた事合ってたわ、なんか違うらしい
→私:これ異様に大きいから多分GSXシリーズかS1000RRじゃない?
→米:すまんすまん。送り返してくれればちゃんとしたやつ送るわ
→私:今コロナのせいでEMSでは送れないから$130くらいかかるけどいい?
→米:あかんあかんあかんあかん!高すぎやろ!
→私:そんなこと言ってもそれが一番安いねん。そもそもお前らの間違えやろ、こんな手書きのラベルの物よこしやがって!
→米:ボスに確認したけどダメって言うんだよマジすまん、、、
→私:返品できないじゃん、、、
→米:すまんって、、、なんか方法考えるから、、、
そこから一切のやり取りが停止。
仕方ないのでイタリア本国へ相談してみる事に。
私:アメリカのサプライヤーから買ったんだけどCBRのブラケットサイズが違ったから交換してくれって言ったのに変えてくれないんだけど
→伊:あー、CBRのサイズどうやら違うみたい!うちでも交換対応できるんだけど今コロナのせいで工場止まっちゃってて送れないのよ
→私:そうなのかー、そういえばブラケットって別売りしてる?私CBR600RRも持ってて、そっちにも付けられるようにブラケットだけ買おうと思ってるんだけど
→伊:売ってるよー!送ってあげられるけど日本のサプライヤー通して買った方がいいよ、送料かかっちゃうからさ!サプライヤーはマーチってとこだから連絡してみて!
実は600と1000で共用したいなと考えていたのですが、本体とブラケット②は全車種共通(オフとロードでは本体の重さが違うらしいが)な事を知り、だったらブラケット①だけ買えるなら買って、それぞれの車両に取り付けておけば簡単に本体を付け替えられるなー、と考えてのブラケット単体販売の可否を確認したのでした。
買えるという事なので、先ずは600RRの方につけておけばいいかなと思い日本の輸入元の(株)マーチへ連絡
私:伊のsupreme technologyってところから紹介されたんですけどオーバーサスペンションのブラケット単体で販売して欲しいのですが
→マ::取り扱ってますが個人との取引はしてないのでどこかバイク屋さんなりを介して連絡ください
友人にお願いして取り寄せしてもらう事にしました。
そしてここで発覚したのです。
なんと600RRと1000RRのチェーンテンショナーのサイズが全く一緒!
これにより、600RRのブラケット1個あれば毎回アクスルナット緩めて外してみたいな手間はかかるにせよ、何とか両方に取り付けることが可能になるわけです。
米が今後どんな対応をしてくれるかはわかりませんが、ブラケットが無駄になる事もありません。
ありがたや~。
オーダー後は早く来ないかなー♪と、首を長くしていたのに待てども待てども届いたよ連絡が来ない。
なんでかなーと聞いてみたらこちらも結局コロナによるロックダウンの影響で送れないっていうんですよ。
私はオーバーサスペンションのオーダーにより初めてコロナの実害を米&伊より受けたわけです。
そんな流れで4ヶ月。
ようやく伊より単品で届きました。
ほんとありがとう!
ほらみて、こんなに違うんですよ?
なんでこれがCBR用として手書きのラベルを貼られていたんだろう。
何にせよ届いてハッピー!
と思っていたら、物凄く久々に米からも連絡。
伊からちゃんとしたサイズのブラケット取り寄せたから送る!サイズ合ってる?これで間違いない??
なんと米は伊から正規サイズのブラケット単体を取り寄せてくれていて、返品しなくていいからとCBR用のブラケットを送ってくれる手配をしてくれていました。
もう完全に諦めていたので驚き。
恐らく伊は工場再開したため、日本のサプライヤーからの注文と米からの要請へ同時に対応した事でブラケット2つが同じタイミングで私の元に届いたのかと思います。
これで正常に正規の本体代+600用のブラケット代で両方の車両にインストールできる事になりました。
米のご好意によりGSX or S1000RR用と思われるブラケット1つ手元に残ってしまったわけですが、、、
友人達の中で誰よりも早く購入ボタンをポチッとしたのに結局誰よりも遅く装着する事となったため、みんなも「やっと着いたね!おめでとう!!」と無駄に喜んでくれました。
米の送りミスのおかげで仲間の大切さを再認識させられ、素敵な思い出となりました。
こんな形でようやく装着できたわけで、今回長くなったのでインプレは次回に回しますw
今回は私の愚痴と葛藤をご静聴?ご高覧?ありがとうございました(^^)
ちなみに次回のインプレはかなり適当だと思いますのでご容赦ください(°▽°)b
ではでは。